可愛いあのイケメンとおじさんと

オタク兼若手俳優追っかけ女が20歳年上男性お付き合いすることになり、かれこれ5年付き合ってる日記

それはすでに始まっていた

 

「土井先生ときり丸にときめいていたことを思い出した。」

 

深夜に放送されていた忍たま乱太郎をみた次の日、私は仲のいい同僚にふと思い出した小学校時代の思いを打ち明けた。帰ってきた答えは「小学校時代からおなか(私の名前)がオタクになることは決まってたんだね。」

そうだ、私の2次元への思いはすでにこの時から形成されつつあった。

 

 

忍たま乱太郎は兎にも角にも(←私が今ドハマリしている子がブログでよく使う。カワイイ)私の気持ちを覚醒させたのは犬の妖怪。そう、犬夜叉である。

小学校中学年の私は、当時テレビで放送されていた犬夜叉を見て一目ぼれした。

幼馴染のSと本屋へ行き、漫画を一冊ずつ買ってお互い貸し借りをしてどんどんこの世界にのめりこんだ。

犬夜叉の何がそこまで私たちを突き動かしたのか。

このことは今度じっくり考えたい。

 

犬夜叉と桔梗の髪形を真似したし、桔梗の花を買ったこともあった…(すぐ枯れた)

幼馴染のSとドッヂボール中に「冥加じぃちゃ~ん!!!!フラッシュビームダッシュ!!!!!!!!!!!!!!!」とか言ってコート内を駆け回ったりもした。。。完璧なる黒歴史…我ながら痛すぎて当時の記憶を風穴で吸い込んでほしい(手のひらに油性ペンで丸を書いて塗りつぶした。たぶんみんなやってる)

 

今週に一回は必ずお世話になっているアニメイトさんに行ったのもこの時初めてだ。今のアニメイトさんはどちらかというと女性向けの気もするが、当時は男性が過半数を占めていた記憶。一緒に来てくれた母は「なんだか独特なにおいがする…」と一言。ごめん。たぶん今もする。

買ったものは今でも覚えている。犬夜叉の首飾りだ。そういうの今でも好きだ。

かわいいあの子が身につけているものは欲しくなる。しかし設定資料集までがっつり読み込んでいた私は、その首飾りの勾玉と勾玉の間にある玉の数が資料と違うことに憤りを感じていた。しっかり本物にしろよ!!!!!!!!!

犬夜叉のテレビ放送が終わるとき、次のアニメを恨んだ気がする…何だったか…シャーマンキングかな…

ちょっとまって。過激派思考も出来上がってしまっていた。

 

こんな感じで、私のオタク人生の基盤は形成されていった。

 

なんでこんなに忙しく生活しているんだろう…もう一つの情報に心動かされ締め付けられ、こんな苦しい(クソ楽しい)生活したくない…いつからこんなになってしまったのか…

それはもう物心ついたときに…。